胡蝶蘭の花言葉には素敵な意味がたくさん!お祝いに適している理由とは?
母の日のフラワーギフトとしてはもちろん、さまざまな節目にもらえるとうれしい胡蝶蘭は、多くの人に愛される植物です。胡蝶蘭の花言葉には「幸福が飛んでくる」という魅力的な意味が込められており、定番の贈り物とされています。お葬式や御霊前のお供え物としても選ばれることも。本記事では、胡蝶蘭の花言葉や贈り方の注意点を解説します。胡蝶蘭の魅力をしっかり理解して、大切な方に喜んでもらいましょう。
日本における胡蝶蘭の花言葉

日本における基本的な胡蝶蘭の花言葉には、主に以下のような意味があります。
「幸福が飛んでくる」
胡蝶蘭の花言葉は、「幸福が飛んでくる」です。花姿の蝶は「春を告げる」、「幸せを運ぶ」といった意味のほか、スピリチュアルな印象もあり、名前の由来にもなっています。お祝いシーンのギフトに選ばれやすいのは、このような花言葉あると言えます。
「純粋な愛」
胡蝶蘭の学名である「Phalaenopsis aphrodite(ファレノプシスアフロディテ)」から、「純粋な愛」という花言葉もあります。ギリシャ神話の愛と豊穣の女神であるアフロディーテに由来する名前です。そのため、胡蝶蘭は「愛の化身」として捉えられることがあります。胡蝶蘭の花の丸みが愛の象徴を思わせ、ロマンティックな雰囲気を持つことから、幅広い人々に愛されているのです。以上のように、胡蝶蘭は、幸福や愛といったポジティブな感情を象徴する花として、特別な贈り物やインテリアとして愛されています。
【色別に解説!】胡蝶蘭の花言葉

次に、胡蝶蘭の花言葉を色別にご紹介します。
白い胡蝶蘭
ピンクの胡蝶蘭
黄色い胡蝶蘭
青・紫の胡蝶蘭
下記でそれぞれの詳細を説明します。
白い胡蝶蘭
白い胡蝶蘭には、「純粋」と「清純」という花言葉があります。由来の詳細は不明ですが、純粋で清らかな白さにちなんで付けられたと考えられます。そのため、白い胡蝶蘭は、お葬式のお供え物としてもよく用いられる定番の花です。胡蝶蘭の美しい白さと上品な姿が、悲しみの中にある人々に心の安らぎをもたらすでしょう。
ピンクの胡蝶蘭
ピンクの胡蝶蘭には、「あなたを愛しています」という素敵な花言葉があります。ピンクの花びらからは、愛らしさや優しさのイメージが感じられるため、一途な愛情を表現しているように思われます。詳細な由来は不明ですが、ピンクの胡蝶蘭は、母の日・お誕生日などの贈り物としてもぴったりの色です。いつも照れ臭くて表現できない愛情を、素敵な花言葉と一緒に贈ることで、特別な思いを伝えられるでしょう。
黄色い胡蝶蘭
黄色い胡蝶蘭は特定の花言葉が決まっていませんが、ビタミンカラーの鮮やかさは、特別目を引きます。そのため、母の日や誕生日の贈り物としても人気です。また風水では、黄色は金運をアップさせる色とされています。そのため、金運アップの効果を期待する方には、黄色い胡蝶蘭を贈ると喜ばれるでしょう。友人の開店祝いや開業祝いのギフトとして選べば、金運アップの願いを込めていることが伝わりますね。
青・紫の胡蝶蘭
紫の胡蝶蘭も特定の花言葉は定まっていませんが、古くから高貴な色として知られており、目上の方へのお祝いにぴったりです。上品な色合いは、特別な場面での贈り物として最適と言われる理由となっています。一方で、青の胡蝶蘭は品種改良によって誕生した新しい胡蝶蘭です。品種改良により、ピンクの胡蝶蘭の花言葉である「あなたを愛する」と、青色色素を抽出したツユクサの「尊敬」からインスパイアされて、「愛」と「尊敬」といった花言葉が付けられたと言われています。
胡蝶蘭をプレゼントするおすすめなシーン
さまざまな花言葉や意味を持つ胡蝶蘭ですが、どんなシーンでプレゼントするのが良いのでしょうか?おすすめな場面を具体的にご紹介します。
開店祝い
就任祝い
結婚式
誕生日
母の日
白い胡蝶蘭ならお葬式にも
選び方の注意点も一緒に解説します。
開店祝い
胡蝶蘭は、開業・開店祝いのギフトとしても人気です。自分よりも目上の方に贈る場合は、青・紫の胡蝶蘭がおすすめです。また、開業・開店祝いには、編み込みされたタイプの胡蝶蘭がおすすめです。優雅な印象を与えるため、お祝いのシーンにぴったりと言えます。その美しい姿は多くの人を引き寄せることでしょう。開業・開店祝いのギフトとして胡蝶蘭を贈る際は、失礼な印象を与えないように、5,000?30,000円程度の価格帯を選びましょう。適切な価格帯の胡蝶蘭を選ぶことで、喜ばれること間違いありません。
就任祝い
胡蝶蘭は上司や同僚の就任祝いにもおすすめのギフトです。上司の場合は、高貴なイメージがある紫を、同僚には鮮やかなピンクや黄色などを選ぶと良いでしょう。胡蝶蘭をギフトで選ぶ際には、開店祝いと同様に、エレガントな印象に仕上がる編み込みされているものがおすすめです。相手に失礼のないように、5,000~30,000円の価格帯から選ぶことも重要です。適切な価格帯の胡蝶蘭を選ぶことで、心温まる贈り物として喜ばれることでしょう。
結婚式
胡蝶蘭は、結婚式のお祝いとしてもおすすめです。胡蝶蘭は結婚式のお祝いとして非常に人気があります。蝶のように見える「花びらの形」が「幸せを運んでくる」という意味を持っているため、手に持つブーケとして贈るのも良いでしょう。結婚式は二人の愛を誓う場所であり、胡蝶蘭には「純粋な愛」という花言葉があることから、ブーケにすることで素敵な結婚式を演出してくれます。
誕生日
誕生花のギフトとしても人気がある胡蝶蘭。「幸せが飛んでくる」という花言葉によって、「あなたのもとにたくさんの幸せが訪れますように」という贈り主の気持ちを伝えられます。胡蝶蘭は、1月17日が誕生花のため、誕生日が1月の方に贈るのにぴったりです。5,000?20,000円の範囲で、相手のイメージや好みに合わせて色やタイプを選ぶと、より喜ばれることでしょう。
母の日
胡蝶蘭を贈るタイミングの1つとして、母の日も挙げられます。母の日は、5月の第二日曜日に行われる特別な日であるため、前向きで明るい印象のある黄色やピンクの胡蝶蘭にすると喜ばれるでしょう。胡蝶蘭にはさまざまなサイズがあるため、自宅に合ったサイズの胡蝶蘭を選ぶと良いです。母の日に胡蝶蘭を贈って、「お母さんのそばで、ずっと見守っていたい」といった贈り主の想いを伝えましょう。
白い胡蝶蘭ならお葬式にも
胡蝶蘭はお祝いのギフトとして人気がありますが、お葬式や御霊前のお供え物としても多く贈られる植物です。胡蝶蘭は花粉が少なく、長い期間花を楽しむことができるため、仏前への供花として適しています。お葬式に胡蝶蘭を選ぶ際は、鮮やかな色合いは避け、清らかな印象の白色を選ぶのが良いでしょう。白色の胡蝶蘭は悲しみを表現するために最適であり、静かな雰囲気を演出します。四十九日を過ぎたら、少しずつ胡蝶蘭の色を明るいものに変えても問題ありません。仏壇へのお供え物として胡蝶蘭を選ぶ際は、そのときの気持ちや場の雰囲気に合わせて色を変えましょう。
まとめ

胡蝶蘭は花びらが蝶のように見えることから、さまざまなポジティブな意味を持つことがわかりました。花色によっても花言葉が変わるため、それぞれのお祝いのシーンに合わせて選びましょう。